永遠(とわ)に果てぬ愛



めちゃくちゃ高飛車な言い方。

なるほど、宝来のお金持ちのお嬢様か。

そんなお嬢様が、私に何の用だ?



「これだから庶民は嫌なのよ」



今時、そんなことを言う人がいるんだと驚いた。

金持ちの娘の何が偉いのだろう。

自分で稼いだ訳でもないのに。



「そんなお嬢様が、何の用?」



冷めたように言うと、彼女はキッと睨みつけて同じ言葉を繰り返した。



「何様のつもりなの?」


「え?だから、何が?」



繰り返されたところで、意味が分からない。



「怜央のことよっ」



意図した答えが返ってこなかったのか、怒りながら言った。




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