永遠(とわ)に果てぬ愛



オレに詰め寄られても、答えられる訳がない。

その前に、気づいていないって、直輝が可哀想じゃねぇか。

すっげぇ分かりやすい態度を取っていると思うけど。


直輝も呆れているような苦笑いだ。

そんな直樹が口を開こうとした時だった。

勢いよく屋上のドアが開かれた。

その音に3人共反応して、ドアの方を見る。

そこには、和奏が立っていた。



「えっ、和奏?」



その様子に驚いて、深町が言う。

それには目もくれず、一直線にオレの方へ向かってくる。

そして、オレの前に立ったかと思うと、睨みつけながら胸ぐらを掴んだ。



「どういうことよっ」



オレ、さっきからこういう役回りばかりだな、なんてことを思った。



「えっ、なにが?」




< 173 / 620 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop