永遠(とわ)に果てぬ愛
実は、和奏の想いは本人に筒抜けだったりする。
だから、余計に優しくしてオレで遊ぶんだ。
「それでもオレは、悠真を信用しているから」
『次期社長にそう言われて、僕は光栄ですよ』
クスクス笑いながら、丁寧に言う。
相変わらず、空気を読むヤツだ。
「たぶん、和奏の気持ちはそのうちバレる。だから、悠真の元にもアレが行くと思う」
『あのお嬢様は、俺の正体を知らないんだよな』
「お前、あまりパーティとか来ないしな。知らないだろうな。
調べても分からないようにしてあるし」
『まぁ、そのおかげで学校生活は快適だけど』
「悠真のことだ。上手くやるとは思うけど、気をつけろよ」
『怜央の邪魔になるようなことはしないよ。
俺は俺で、利用してやるよ』