永遠(とわ)に果てぬ愛
それに対してオレは、少し笑みを浮かべながら返す。
「どちらにしろ、深町んちにずっといる訳にはいかないだろう?
だったら、文句は言わねぇこと」
その通りだったのか、深町は反論出来ずにいた。
オレや直輝の家と違って、深町の家は一般家庭。
正直なところ、そんなに余裕はないはずだ。
だから、こんな強引なことが通る。
「昔のこと覚えてないんだから、無理強いさせないでよっ」
それだけ言って、また彼女のところへ戻って行った。
もちろん、無理に思い出させることはしない。
そんなことしたって、意味はないから。
「莉奈に、何言われたんだ?」
足音もたてずに、オレの背後につき、腕をオレの首に回した。