永遠(とわ)に果てぬ愛
こういうことに慣れていない私。
その上、相手は好きな人だ。
こんな状況、耐えられる訳がない。
だから、もう1度ジタバタしてみる。
「暴れるなって。離すから、上向いて」
「え?上?」
それは、仰向けになれということだろうか。
抱きしめる手が緩んで、身動きは取れるようになった。
よく意味が分からないけど、言われる通りに仰向けになった。
「んっ……」
とたんに、唇を塞がれる。
だけど、それはすぐに離される。
そして目の前には、満面の笑みをした怜央がいる。
「物足りなかった?」
平然とそんなことを言われて、私は焦ってしまう。