永遠(とわ)に果てぬ愛
「何言ってんのっ。そんな訳ないでしょっ」
「だって、そんな顔している」
そう言って、そっと私の唇を指で触れる。
そして、ゆっくりとなぞる。
ドキドキしているはずなのに、妖艶な表情をしている怜央から目が離せなかった。
「ヤバイな。これ以上は、理性が保てない」
そんなことを呟いたかと思うと、私から離れていった。
急に寂しさを感じて、つい手を伸ばしてしまった。
「どうした?」
服を引っ張られたのに気づいた怜央は、私の手を掴んで首を傾げる。
「え、あっ、ごめんなさいっ。何でもないです」
無意識のうちに伸ばしていた手を引いた。
怜央は、少し困った表情をしていた。