永遠(とわ)に果てぬ愛
「アレのことは気にする必要ねぇし。ご飯食べよう」
「あ、うん……」
分かったのは、宝来社長の逮捕とあの子との婚約破棄。
もう、私は何もされないということか。
怜央に言われない限りは、ココにいていいということか。
あ、婚約を破棄したということは、私は好きでいるのは自由ってこと?
あの子と比較しなくてすむってこと?
だからと言って、告白しようとかは思わないけど。
今はまだ、このままでいたいんだ。
卒業まであと半年。
まずは、受験が先だから。
「んー……」
求人票を何枚か持ちながら、学校の廊下をうなりながら歩いていた。
「和奏?何うなってんの?」
後ろから莉奈が声をかけてきた。