永遠(とわ)に果てぬ愛
「じゃあ、終わったら電話して。夕食も外でしよう」
そんな怜央の発言に、私は驚いてしまった。
なぜなら、ここへ来てから1度も怜央と外食なんてしたことなかったから」
「どうしたの?急に……」
「たまにはいいだろう?それとも、和奏は行きたくない?オレと2人では」
「えっ?2人?」
それにも驚いてしまった。
私は、てっきり4人だと思っていた。
「やっぱり、嫌なのか?」
「あ、違いますっ。4人でだと思ったから驚いただけで……」
寂しそうな表情をされたから、慌てて首を振った。
「ああ、この2人は2人で食べるから」
「あ、そうですか……」