永遠(とわ)に果てぬ愛
「アイツこそ、やるよ」
「僕もいらないけど」
小声でオレらが話していると、姉弟も何やら話していた。
「とにかく僕は、弟と仲良くしているよ。
でも、乃愛が知ったらどうくるかな?」
理央の言葉に、オレはにやりと笑った。
「それさえも利用するよ」
「おー、こわっ」
わざとらしく、理央は肩をすくめる。
同じ様な性格していて、よく言うよ。
理央だって、同じ様に利用しているくせにと思う。
「じゃあ、拓海だっけ?
僕が案内するから、おいで」
拓海に向かって理央がそう言うと、拓海も頷いて、荷物を置くために2人で部屋に入っていった。
廊下には、オレと彼女だけが残された。