永遠(とわ)に果てぬ愛



そんな私たちを見て、常務はクスッと笑う。



「そんなに怜央くんが女性を大切にしているところなんて、初めて見たよ」


「当たり前です。オレは、和奏しかいりませんから」



きっぱり言う怜央に、少し驚いた表情を見せる。

私は、恥ずかしいのだけど。



「あはは。それなら、安心だね。誰にも2人は壊せないよ」


「壊させはしません。アイツとも、そう誓っていますから」



私の腰を引き、自分の方に寄せる。

人前では未だに恥ずかしいけど、口を挟める雰囲気ではない。

だいたい、アイツって誰?

常務は分かっているみたいで、優しい笑みで頷いている。

気になるところだけど、聞くことが出来ない。




< 533 / 620 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop