永遠(とわ)に果てぬ愛



「和奏、この人は佐々木聡さん。見ても分かる通り、和奏のお父さんのお兄さんなんだ」


「……え?お父さんのお兄さん?」



そう言われても、いまいち信じられなくて。

お父さんにそっくりなのだから、ありえる話しなんだけど、兄弟がいるなんて話しは聞いたことがない。



「和奏さん、はじめまして。智の兄です」



にっこり微笑むその表情は、やっぱりお父さんにそっくりだった。



「聡さんは、長年この会社で働いている社員。正式には、父さんの秘書だけど」


「秘書?って、いつからこのこと知っていたの?」


「和奏の関係者だってこと?
中3の時、咲希子さんのお見舞いに行って智さんを見た時だね。2人がそっくりだったからすぐに分かった。
それで、2人に確認したんだ」



まさか、こんなに近くにお父さんの兄弟がいるとは思わなかった。




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