俺様王子様に振り回されて
つーか、止めろよ!マジで!





こうなったら、後で訴えてやる!

裁判だ裁判!






そう半分諦めつつも、必死に体を動かす。









しかし無情にも、教師の顔・・・いや、この場合唇は、どんどん近づく。









あぁ・・・・・・・・終わった・・・・・






そう、思った時。










ガラッ




ドアが開く音。






「先生?何してるんですか?」











低い、冷静な声が聞こえた。







バッと、勢いよく教師が離れた。








おぉ、危機一髪。









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