僕は弟。~シスコンじゃない!~
僕が安心するから、だから、結婚した。
その言葉は何度頭の中でで反芻しても、理解できない言葉で。
…姉ちゃんは、僕のために結婚したってことを認めたくなかった。
“これから一緒にいれば、陸玖のこと愛せる自信がある。
陸玖は私を幸せにしてくれるって言ったから、信じてみることにしたの。
勘違いしないで。
私が私でいるための選択。楓麻から卒業するための道。
だから、楓麻は自分の道を歩んでください。
姉ちゃんがいなくても、大丈夫。
離れていても、家族だからね。
…ごめんね。
そして、ありがとう。大好きだよ。
文楓より”
涙が止まらない。
姉ちゃんは、最低だ。
…僕にこんな確信を残していくなんて。