僕は弟。~シスコンじゃない!~
“P.S 残っているダンボールはアルバムと思い出です。
いつでも楓麻のそばにいるよ。”
僕の生まれたばかりの写真から、高校の卒業式、この家に二人で住むことになったときに撮った写真まで、全部記されていた。
「ずるいよ、姉ちゃんっ…。」
こんなにも思い出を残されたら、次に進めない。
ずっと思い出だけで生きていける気がするくらいに、詰まってる。
今、胸の中にある、ひとつの確信。
…僕はずっと、ずっと姉ちゃんが好きだった。
姉としてではなく、一人の女性として。
このことに気づけて良かった。
姉ちゃん、ありがとう━━━━。