Always
抱きしめた芹沢さんの躰は冷たかった。

雨は止まない。

抱きあった僕らの躰を濡らして行く。

「――芹沢さん…。

僕は、あなたが好きなんです…。

それは生徒としてではなく、1人の女性として、あなたが好きなんです…」

自分の今の気持ちを伝える。

彼女に何を言われても構わない。

僕を軽蔑してくれても構わない。

だけど、今は自分の気持ちを言わせて欲しい。

わがままなのは、僕が1番知ってるから。

「――ッ…本当、なんですか…?」

僕の腕の中で、芹沢さんが言った。
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