ハリネズミの恋
太と目があったとたん、針井は目をそらした。
「えーっと…」
その場に意外な人物がいたことに戸惑っているのか、太は言葉が出てこないらしい。
そう言えば、去年の選択授業で一緒だったこと以外この2人には何の接点もなかったな。
「おい、七緒」
太は俺の名前を呼ぶと、グイッと俺の腕を引っ張った。
「何だよ」
そう言った俺に、
「針井も一緒だなんて、俺聞いてないぞ?」
太は声をひそめて返事した。
「ライブ観にきた客が俺1人だったらかっこ悪ィだけじゃねーか」
コソコソと声をひそめた太に対し、俺は普段通り――むしろ、少し大きめの声で返した。
「えーっと…」
その場に意外な人物がいたことに戸惑っているのか、太は言葉が出てこないらしい。
そう言えば、去年の選択授業で一緒だったこと以外この2人には何の接点もなかったな。
「おい、七緒」
太は俺の名前を呼ぶと、グイッと俺の腕を引っ張った。
「何だよ」
そう言った俺に、
「針井も一緒だなんて、俺聞いてないぞ?」
太は声をひそめて返事した。
「ライブ観にきた客が俺1人だったらかっこ悪ィだけじゃねーか」
コソコソと声をひそめた太に対し、俺は普段通り――むしろ、少し大きめの声で返した。