龍神様との恋愛事情!
私の家族は三人とも居間にいた。
お父さんがテレビを見ている傍で、お母さんはおばあちゃんとお茶を飲んでいる。
「ただいま。お母さん、ちょっといい?」
「ん?いいわよ。何?」
「えっと…。龍神様を…連れて来たんだけど…」
私の言葉に一瞬ピキッと固まったお母さん。
お父さんも聞いていたのか、テレビを消してこっちを向いた。
「お母さんから話は聞いたぞ。龍神様だって?本当にいるのか?」
お父さんは幽霊とか神様とか、ようするにオカルト話が大好物。
興味津々で私を見つめてくる。
「いるよ!今は私の横にいるの」
私は隣に立っている千早様の方へ顔を向けた。
千早様は緊張してるのか、何やら恥ずかしそうにソワソワしてる。
なんか、可愛いぞ。