龍神様との恋愛事情!
「もしくは、その顔を目も当てられないほどグチャグチャに壊してあげたいわ」
さっき私を階段に向かわせた紅い髪の龍神様が、私の髪の毛をむんずと掴んだ。
倒れ込んでいた私は、髪を引っ張り上げられて痛みにきつく目をつぶる。
「見られない顔になれば、千早様だって傍に置かないわよ」
囁かれた直後、投げ飛ばされた。
髪を軸にしてバットを振り回すように、私の身体をぶんっと投げる。
あまりのことに、声もでなかった。
勢いのついた私の身体は空中に放り出され、黄金の柱に頭から激突。
一瞬、意識を失いかけた。
頭が強烈な痛みにガンガンする。
死んでないのが不思議…。
「あら?やっと血が流れました?」
顔を覗き込まれて、そう言われた。