龍神様との恋愛事情!
白龍様が神様を見つけてくれたんだ!
絶対そうだよ!
「やった!!良かった!良かったよっ!おばあちゃ~ん!!」
「あらあら、泣かないの」
おばあちゃんに抱き着いた後、私はまず降龍神社へ向かった。
降龍神社の神様が治してくれたんだから、ここに参拝しなきゃ。
「神様、おばあちゃんとお母さんの病を治して下さって、ありがとうございます」
社殿の前で目を閉じていたら後ろから大好きな声が聞こえた。
「桜…」
振り返ればそこには…。
「白龍様っ!」
「もう起きて大丈夫なのか?」
「はい!白龍様のおかげで痛みは消えました。それに、おばあちゃんとお母さんも元気になりました。本当にありがとうございます!白龍様!」
おばあちゃんにしたようにギュッと白龍様に抱き着いたら、照れたようにそっぽを向かれた。