10年後のクリスマス…あなたに会いに行きます
同じ職場の先輩に付き合ってほしいと言われていたので、はい、お願いしますと返事をした。



これで潤平を忘れられる。




あの約束もなかった事にしよう。




先輩の中村純弥さんは、大人でとても優しい人だ。



私が話ベタなので、純弥さんが楽しい話を沢山してくれた。



デートも何回かした。



大丈夫、これで潤平を忘れられる。



そんな時、たまたまつけたテレビに潤平が出ていた。



潤平が恋の話をしだした。



私の耳はダンボのようになり、必死に潤平の声を聞いた。



【僕には忘れられない人がいます。彼女が大好きでした。彼女も多分僕を好きでいてくれたと思います。もう、10年になりますが、彼女とある約束をしたんですよ。彼女は覚えてくれてるかな?きっと、もう新しい恋を見つけて、幸せになってるかも知れませんね。】



なんで、その続きはないの。



どうして、私が幸せになってる話で終わらせてるのよ。



潤平のなかでは、この恋はもう終わってるんだね。



バカみたい。



潤平、私も新しい恋をみつけたから大丈夫です。



私は、今幸せですから。





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