love letter~章吾~
……なんか、めんどくせぇな……。
俺、ああいうチマチマした作業って、嫌いなんだよなぁ。
みんなワイワイ言いながら楽しそうにやってるけどさ。
なにが楽しいんだか……。
ダラダラとした足取りで向かった教室。
「………?」
そのまま真っ直ぐに教室に入ろうとした俺の足が自然と止まった。
廊下の窓際で、聡と尾関が深刻そうに話している。
教室に背を向けるようにして立っている二人。
俺がすぐそばにいることになんか気づいてもいない。