プリーズ・イート・ミー

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そして約8時間後。

本日の任務を無事終えたわたしは、YEONの従業員通路をヨロヨロと歩いていた。


「奈々子さん、お疲れ様です」


となりを歩く杏里ちゃんはまだ余裕で体力残ってそう。スキップでもしそうな勢い。これが若さというものか。3つしか違わないのに。


「結構楽しかったですよね。それに今日の売り上げもよかったみたいだし」

「そうだね。こんな格好までして、頑張ったかいあったよ」

「そういえば。サンタコスプレの写メ送りました? 桐谷さんに」

「そんなヒマなかったって。てか、あんな約束、もう忘れてんじゃない? 桐谷さんも」

「そうかなぁ……」


杏里ちゃんがそう呟いた時、わたしのポケットの中でスマホが震えた。
メールを確認して、ガックリ肩を落とす。

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