プリーズ・イート・ミー
ガーン……。
これって、遠まわしに「好きじゃない」って言われたようなもんじゃないの?
うう……。やっぱこの恋は片思いで終わっちゃうんだろうか……。

気分が沈んだそのとき、また後ろから声をかけられた。


「杏里―。ワンオクのCD持ってきてくれた? かけよーよ」

「あ、うん。持ってきたよー。あ、でも後ろのトランクの中だ……」

「えー」

「じゃ、次のサービスエリアで、いったん車止めるか。冨樫も腹減ってるみたいだし」


山田さんの提案により、あたし達は休憩を取ることにした。

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