プリーズ・イート・ミー
普段のあたしだったら、きっとかなりはしゃいでたと思う。
でも、今はとてもそんな気になれないや。

もっとも、そう感じてるのは、あたしだけじゃないみたい。


「明日も早いことだし、もう寝るか」


山田さんのその言葉にみんなが同意する。


寝室は2階に二部屋。部屋割りは男女で分けた。

並んだ2つのシングルベッドに沙智とあたしはそれぞれ潜り込む。


疲れていたのか、沙智の方からはすぐに寝息が聞こえてきた。

だけど、あたしはなんだか寝付けなくて……。

しばらくの間、寝返りをうったりしていたんだけど。ホットミルクでも作ろうかなと、1階に降りることにした。


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