迷惑なイケメンに好かれました。



「おい、空…っ」




矢野がふいに呟いた言葉に




「……空って。もしかして、お前が相野 空?」





空気が更に重苦しいものになる。

たった一度だけ私が知ってる?って聞いただけの名前を持田は覚えてたの?


まあ、私から突然出てきた男の名前。持田なんだから、覚えてても不思議じゃないけど。





「そう、だけど…」




突然、見知らぬ男にフルネームを当てられた空は、戸惑いながらも肯定した。






< 266 / 457 >

この作品をシェア

pagetop