たった一つの願いをこめて
ミリアンの後ろから、とても聞きなれた懐かしい声が聞こえてきました。

「・・・ミリアン? まさか、どうして」

ミリアンはルナに飛び付いていくと、その広い胸の中で、先ほどの涙よりも大きな粒を流して泣きました。

ルナは少しだけ困った表情を見せ、ふっと優しく微笑みます。
ルナは何も聞かずに、ミリアンと一緒に自分の家がある牧草地へと向かいました。
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