月の絆~最初で最後の運命のあなた~
[2]
お試し期間三日目。
朝から、あたしはレンに呼び出された事をありがたく思った。
狼呀との時間から、かなりの時間が経ったのに、まだ指に彼の唇の感触が残っている。
こんな状態じゃ、どんな顔で会えばいいのか分からない。
「どうかしたのかい、マリア。嫌ならやめるけど」
「ううん、嫌じゃない。ちょっと考え事を
「月城の事?」
レンはゆったりとしたソファに座ると、手招きしてくる。