雨の日のふたり
下をのぞくと笑顔で見上げる彼が早く中に入れっていつものようにジェスチャーしていた。


この光景ももう見られないんだなって思ったら
やっぱり少し胸が痛い。




もう少し一緒にって思っていたのは私だったのかもしれない。

そぉ思っていたのは私だけだったのかもしれない。


そしてわたし達はそれっきり逢うことはなかった。

でもお互い別の相手との生活

懐かしく思うことはあっても、後悔や寂しさはなかった。







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