溺愛†マドンナ
オレが名前を呼ぶと、世那は「んっ?」と首を傾げた。


「弁当、楽しみにしてるから。約束したよな?300以上取ったら弁当作ってくれるって」


「「……ハッ?」」


「うん………だけどそんなに「ちょっと待ちなさい世那!」「どういう事!?弁当って何!?」」


どうやら鎌松と萩里は弁当の事を聞いていなかったらしく、猛烈な勢いで世那に詰め寄る。


モガモガしている世那に笑いそうになってると、世那を背後から引っ張った人物がいた。


「世那、鎌松、萩里、もうテスト始まるぞ。教室行こう」


それは、グッと険しい表情の立置。
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