溺愛†マドンナ
緋ノ戸君と柿出君はパチクリと顔を見合わせたかと思うと、緋ノ戸君はブッ!と吹き出し、無表情が多い柿出君も微妙に口元が上がっていた。


「アハハハハ……ッ!!世那ちゃん、ホント君最高だわっ!!」


「えっ、えっ、えええっ!?」


「princess of natural(天然の姫)………イヤ、こっちの天然ってnaturalであってんのか?」


な、なんかいきなり笑われた上に、天然とか言われたんですけど……!!


「柿出君!私天然じゃないよっ!」


「イヤ………来栖、お前誰もが認める天然だから」


え~~~~っ!?
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