溺愛†マドンナ
耳元で囁かれた為か、世那はくすぐったそうに肩を竦めた。
「言、言ったけど、言われなくても今までずっと一緒にいたじゃない!!何を今更言ってるの?」
たどたどしく答える世那は、何も分かってない。
オレが自分に対して、どんな気持ちを抱いているのか。
オレがどれだけ剣の存在に敵対心を持ち、同時にどこかで怯えているのか………
「アイツの事なんか、考えるなよ……」
愛しさ・イラ立ち・焦り……様々なものを制御しきれなくなったオレは………
――――チュッ…
世那の前髪を掻き上げて、オデコにキスをしていた。
「言、言ったけど、言われなくても今までずっと一緒にいたじゃない!!何を今更言ってるの?」
たどたどしく答える世那は、何も分かってない。
オレが自分に対して、どんな気持ちを抱いているのか。
オレがどれだけ剣の存在に敵対心を持ち、同時にどこかで怯えているのか………
「アイツの事なんか、考えるなよ……」
愛しさ・イラ立ち・焦り……様々なものを制御しきれなくなったオレは………
――――チュッ…
世那の前髪を掻き上げて、オデコにキスをしていた。