ふりむきもしないキミ
そんな傷ついた反応しないでよ…!
わたしが悪いことしたみたいじゃん。
自分が傷つくのは怖い…。
だれだって自分が一番可愛いものなんだ。
「……そうかよ。俺だってお前と同じこと思ってるよ!」
「そう。なら別にいいじゃない。お互い様でしょ」
そのまま、笑いながらわたしはキミに背を向けて自分の席についた。
…わたしは間違ったことをしたの?
ねぇ…
誰か教えて。
わたしはどうすればよかったんだろ……?