信愛
学校に着くと、すでに茉莉ちゃんと愛ちゃんがいた。

茉莉「おはよー。里緒菜何時まで飲んでた     の?」

里緒菜「確か…5時過ぎかなぁ…?」

茉莉「まじで?! よく、今日学校これた     ね?」

茉莉ちゃんが驚いていた。

それもそのはず…

5時過ぎに店を出て、あたしが家に着いたのは5時半過ぎ。

6時半には起きて、8時過ぎには家を出た。

睡眠時間。たったの1時間。

自分でもよくやったと思う。

里緒菜「だって、単位…とらないといけない     し。今日は、あたし寝たきりだか      ら。」

と、寝たきり宣言。

茉莉「今日はずっと座学だから寝てな。」

里緒菜「そうする…」

席に着くなり、あたしは机の上に顔を伏せた。

(今すぐ寝れそう…)

と、その時、あたしの携帯がメールの着信を知らせた。

(ヤバっ!マナーモードにするの忘れてた!)

ガバッと顔を上げ、速攻携帯を手に取る。

とりあえず、マナーモードにして、あたしはメールを開いた。

知らないアドレス…

(誰だろ…どうせ、また、迷惑メールかな)

メールの差出人にあたしは驚いた。

眠気も飛んじゃうくらい。

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