信愛
凌君と凌君の会社の男の子が向かい合って座っていた。

あたしは、凌君の隣に腰をおろした。

里緒菜「凌君、やっぱり、髪短いほうが断然     カッコイイね。」

凌「だって、おまえが切ったほうがいいってい  うから。」

里緒菜「うん。すごくいい。」

あたしは、ドキドキしていたのに、必死で隠そうとして平常心を保とうとしていた。

近くで見る凌君はまさに、あたしの好みだった。

このあと、凌君と、凌君の会社の男の子と何を話したかは覚えていない。

いつの間にか、愛ちゃんと茉莉ちゃんは先に帰っていた。

あたしに、気を使ってくれたらしい。

そうゆうわけで、あたしと凌君は一緒に帰ることになった。

帰りのタクシーの中で凌君がもう一軒行こうと言い出し、近くのスナックに二人で立ち寄り飲みなおすことにした。

もう少しだけ凌君と一緒にいたいとおもっていたんだ、あたしも…。
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