君が嘘をついた理由。


「無理してないよ。本当に大丈夫なの」


今はね。不思議とね。


きっと、陽太のおかげだと思う。



「あ、そうだ宇戸くんって文系だったっけ?」


「…え? あ、うん。文系だけど…」

まだ納得してなさそうな宇戸君に、質問する。



質問が唐突すぎたからか、
さらに宇戸くんは顔をゆがめるけど。

そっか。陽太の授業を受けているのか。


私も授業、受けてみたかったなぁ。






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