極上の他人


私が欲しいと思う物全てを持っている亜実さんの後ろ姿を見ながら、自分との境遇の違いを改めて思い知らされてしまう。

私には生涯手に入れられないと諦めていたのに、今になって求めてしまう亜実さんのような人生。

その理由はきっと、輝さんに出会ったからだと思い知らさて、泣きそうになった。

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