極上の他人


「なんだ?突然」

「俺もびっくりしたんですけどね。……それに、史郁ちゃんが自分で明日伝えるつもりかもしれませんけど。ここを見てください」

千早が指さした画面に視線を落とすと。

「え……?史郁?」

「そうです。史郁ちゃん、すごいですね」

「あ……ああ。そうだな」

本当だろうか?

「設計デザイン大賞……」

< 412 / 460 >

この作品をシェア

pagetop