16時20分発、各駅停車。
さりげなく横目で
見ながら電車に乗り込み、

閉まった扉に寄りかかった。

(何か…、かっこいい?、)

茶髪、黒縁眼鏡、
見たこと無い制服。

あ、わたしと同じイヤホン仲間だ。
高校生、だよね。

自分でも不思議なくらい一気に
興味が沸いてきた。

そんなわたしを現実に引き戻す
音が響き始めた。


「16時20分発、各駅停車--行き、
出発いたします。」
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

職業、小泉頼の世話係。

総文字数/1

コメディ1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この世界に、これほど手の掛かる、かつ つっこみどころ満載の友人を 持つ人は私以外に何人いるだろうか。 世は、大ストレス時代である。
野良猫系男子の攻略。

総文字数/1

恋愛(ラブコメ)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
新しい塾の先生、田口佳也先生。 こんなひと。 ・口が悪い ・面倒くさがり ・すぐ鼻歌 ・すぐ寝る etc. まるで猫だ。 それも、野良。 だけど、あたしにはそれがとっても 魅力的に思えてしまった。 さあはじめましょう、 野良猫系男子の攻略。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop