俺様同居人はキス魔です!?



「星野ー?

 なーにコソコソやってんのかなー?」



ビクッ!!


バ…バレた…。


現実はそう甘くはなかった…。ガクリと顔を下に下げる。




「星野、お前、遅刻してるって分かってんのかー?あ”ー?」ボキボキ
 



ひいぃぃっ…先生、怖いですw


ちょ、なんかボキボキ鳴ってますよ!?


ゆっくりと先生の方に顔を向けると、黒い笑顔で手を鳴らしていた。







……。

あれ、ちょっとあたし、やばい感じ?w


危険を察知したあたしは、シュタッと立ち上がって先生に頭を下げた。




「すっすみません!遅刻しましたっ!


ど、ど、どうか今日の所は…許して…


キーンコーンカーンコーン


「朝のホームルームは終わり!


さっき話したこと、明日よろしくな!



それから…

遅刻した星野は、今日の放課後、みっちり居残りしてもらうからな! 以上!」



え…ちょっと、まっ…「起立、礼。」『ありがとうございましたー』



全然ありがとうございましたじゃないよー!!


居残りなんて、そ、そんなぁぁぁ…


< 4 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop