馬鹿バッカ!俺高校生!
そして俺のリアル肝試しは始まった……


『セイジくぅ゙〜ん…私病弱だからユックリ歩い゙てねぇ゙〜……』


ヒィィーコェェ―……


『わっわかったよ…』


俺はセンコーからポラロイドを渡された…


『ちゃんと二人で撮ってくるんだぞ!!』


しつけぇなぁ〜!!わぁってるっつぅの!!



『じゃっじゃぁ…行こかサユリちゃん』


『ゔぅ……』


それが返事なのか…だいたい病弱ならなんで肝試しに参加するんだよこいつは!!

わけわかんねぇよ!!


そうして俺達二人は廃墟の病院へと歩いて行った…


チチチチチチ


シィーシィー


ケケケケケケケケ



夜は昆虫がよく鳴いている…


病院までは険しい山道になっていた


とにかく道もデコボコしていて歩きにくい……


真っ暗で視界も悪いせいか

先に出たペアの姿は見えない…


俺は小さい懐中電灯を悔やんでいた…


サユリは懐中電灯を持っていないから


自然と二人の距離は縮まる…


かなり嫌だが仕方がない……


俺はサユリに近づいた…


『ちょっ゙と〜セイジ君近づいて何するつもり゙ぃ〜私が病弱な事をイイ事に襲うきぃ゙〜男ってコワイ゙〜』



恐いのはお前だ――――――!!!!
< 111 / 228 >

この作品をシェア

pagetop