続・危険なキス
「………で?
何が話したいの?」
部屋に入っても、先生の言葉はナイフのように鋭くて、少しだけたじろいでしまう。
だけどぎゅっと手のひらを握って、先生を見上げた。
「納得できるわけないじゃないですか……。
急にあんな別れ話をされて……。
理由を、教えてください」
前日までは、いつもと変わらない先生だった。
相変わらず、嫉妬深くて、独占欲が強い……俺様な先生で……。
お昼だって、遅くなるあたしをわざわざ送ってくれるというメッセまでしてくれて……
なのに、どうして急に、そんな別れ話へと発展するの?
真っ直ぐと見つめるあたしに、先生は目を逸らすと、
「……べつに。
飽きただけだ」
たった一言、そう返した。