続・危険なキス
 
「みんな、彼氏いるの?」


気が付けば、あたしらを取り巻く人たちが、結構な男子の数も増えていて、そんな質問も。

周りの子たちは、笑いながらも、いるだのいないだの答えてる。


「紫乃ちゃんは?」


あまりそう言った話に入り込む気はなかったけど、沙樹ちゃんに突っ込まれたので仕方なく口を開いた。


「います、よ」

「えーー!!」


その途端、さっき絡んできた先輩が、必要以上にリアクションする。


「俺……告白する前に失恋した……」
「え……」
「木本!まだまだ奪回のチャンスはある!!
 あきらめんなっ!!」
「そうだよな!!」
「あの……」


勝手にフラれ、勝手に凹み、勝手に立ち直ってる。


何このサークル。
こんなノリなの?


みんなお酒が入っていることもあり、かなり高いテンションだった。
 
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