続・危険なキス
そんな時間が、さらに1時間続き、ようやく一次会のお開きの時間。
「行ける子は、二次会いこー!カラオケだよ」
「紫乃ちゃん、どうする?」
「あ……ごめん、あたし帰るよ」
だいたいの子は、このまま二次会に行くみたいだったけど、
カラオケは苦手だし、それ以前の問題として二次会に行く気はなくて……。
「紫乃ちゃん、行こうよ!!」
と、さっきから、木本と呼ばれた先輩がずっと絡んできて、ちょっとうざい。
軽くスルーして、途中まで一緒に帰る。
二次会組は、駅の近くのカラオケらしく、あたしも駅までは沙樹ちゃんたちと一緒。
そのまま帰ろうとしたけど、やっぱりそこでも木本先輩があたしの手を取って……
「じゃあ、俺と二人で抜ける?」
「……は?」
目をキラキラさせながら間抜けなことを聞いてくる先輩に、つい素の返しが出てしまった。