続・危険なキス
 
「相変わらず、お前は絡まれやすいな」
「……べつに、隙をつくってるつもりないんだけど」
「それ以前の問題なんだよ」


それを言われたら、どうしようもない。


「で?なんでそんな短いスカート履いてんの?」


隣で歩きながら、ちらりと足元を見て奏人に突っ込まれた。


「これは……いつもはスカートなんか履かないし」

「知ってる。
 けどなんで今日は履いてるのか、ってこと。
 飲み会に行くから?」

「ちがっ……」


決して、飲み会に行くつもりでこんな格好をしたんじゃない。


あたしがいつもより少しだけ、気合の入った格好をしたのは……





「奏人に……

 会うつもりだったからだよ」





全部、奏人のためだ。
 
< 261 / 344 >

この作品をシェア

pagetop