続・危険なキス
「は?何ちょっかいって……」
「紫乃ちゃんには、超素敵な彼氏がいるんだから、アンタたちみたいな二人は、お呼びじゃないの!!」
「っつか、宮田には関係なくね?」
また始まった……。
と言わんばかりに、3人の喧嘩を横目で見やる。
喧嘩のもととなっているのは確かにあたしだけど、
毎回毎回そんな言葉を繰り広げられたら、こっちとしては迷惑な話で……。
「はーい。お待たせ。
授業始めるよー」
とりあえず、こうやって先生が来るのをただ待っていた。
「ったく……
二人とも身の程知らずだよねっ」
「はは……」
ようやく前を向きだした二人に、沙樹があたしにだけ聞こえる声で話す。
身の程知らずかどうかは知らないけど……
確かにあたしに、そういったナンパな類の言葉は一生効かないだろう。