続・危険なキス
 
廊下を歩いて、部屋の扉を開ける。


いつもと同じ。


そう思っていたはずなのに……




「えっ……」




部屋の中の光景を見て、思わず言葉を失った。



いつも殺風景で、ほとんど何もない部屋。

黒ばっかの味気ないその部屋は……



「……これ……」



主張するように、ドンと鮮やかなものがど真ん中にある。

その正体は……




「卒業おめでとう」




大きなバラの花束が置かれてあった。
 
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