続・危険なキス
 
だけど今だけは…
この言葉だけは……

見栄を張ったって仕方がない。


一生で一度の言葉。


涙が流れ落ちるその顔を上げ、
目の前の彼を見つめた。




「こんなあたしでよければ……


 よろしくお願いします」




湯浅 紫乃 となる日を

この手に感じて……。






 

 
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