弥生リバーシブル!

うわああああああぁぁあ!!!!!
馬鹿あああああぁぁ!!!!!
本当にばかあああああ!!!!!
やっちゃたああああ!!ちくしょおおぉぉお!ヴアアァァアァァァア!!!!!!!疲れたあアアァァアァァァア!!!!

「はぁ…はぁ…何処じゃあああ!ここはぁああアアァァアァァ!!」

「歩いても、歩いても!!!!!同じ場所に着くんだけど!!!!!」

今回に限っては学校があったため携帯もってないし、地元じゃないため公衆電話の場所も分からない!!!!!

…死んだ!!!!!これ私死んだ!!!!!

はぁ、もう無理、これ野宿するしかないやつだ。つら、実のところ野宿は以前にもあった、
だけど地元だから出来たのだ。地元だから。

でもその時の私は地元とか地元じゃないとかそんなの関係なくて、

「はぁ……パトラッシュ…僕…もう疲れたよ…」

(別に犬飼ってないし、犬いないんだけどね。)

「眠い…寝よかっな…冗談抜きで…」

精神的にやばかった

「うふふふ笑、こんな時になに言ってるのか…ふっ笑」

完全になんでもないことで笑ってしまう程疲れていた。

「さよならーー現世ぇー…うふっ笑」

コンクリートにうつ伏せになりながら発言した。もちろん冗談だ。しかも気持ち悪い笑い方だったと思う。

なんか疲れすぎてどうでも良くなった。

私が瞼を閉じようとした、その時




「お姉さん、大丈夫?」


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