金色・銀色王子さま
「お友達と来てくれたんですか。ありがとうございますっ。今日は仕事だったんすか?」
そう言ってお通しを置いてくれる。今日はオリーブとピクルスだ。
ふと、悠太の視線が麻衣の指先にいく。
「あ、ネイル可愛いっすね。赤!」
「え?あっ…」
そう言われて麻衣は自分の爪を見た。つい2日前の仕事終わりに残って仕上げたネイル。
赤いフレンチに、一本だけポイントでストーンを散らした。シンプル過ぎと言われたけど…。
「男の子はあんまりネイル興味ないかと思ってた…」
「多香子さんの影響ですかね、ははっ。香子さん、言ってましたよ。女性がこうやって綺麗にする努力に気付いてあげられる男こそいい男だ~!って。俺も…気を付けていい男にならなくちゃ」
照れくさそうに言う悠太と、店長らしい名言に微笑ましい気持ちになる。
そう言えばカイトも…サイクリングのときにネイルを褒めてくれた。それを思い出したら、つかの間忘れてた明日の緊張がぐわっとくる。
「あっ、ねえ!香織なに飲む?!悠太くん、お勧めってある?」
ごまかしがてら悠太くんにお勧めのお酒を聞いてみたりすると、イキナリ視界に腕が伸びて来た。
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そう言ってお通しを置いてくれる。今日はオリーブとピクルスだ。
ふと、悠太の視線が麻衣の指先にいく。
「あ、ネイル可愛いっすね。赤!」
「え?あっ…」
そう言われて麻衣は自分の爪を見た。つい2日前の仕事終わりに残って仕上げたネイル。
赤いフレンチに、一本だけポイントでストーンを散らした。シンプル過ぎと言われたけど…。
「男の子はあんまりネイル興味ないかと思ってた…」
「多香子さんの影響ですかね、ははっ。香子さん、言ってましたよ。女性がこうやって綺麗にする努力に気付いてあげられる男こそいい男だ~!って。俺も…気を付けていい男にならなくちゃ」
照れくさそうに言う悠太と、店長らしい名言に微笑ましい気持ちになる。
そう言えばカイトも…サイクリングのときにネイルを褒めてくれた。それを思い出したら、つかの間忘れてた明日の緊張がぐわっとくる。
「あっ、ねえ!香織なに飲む?!悠太くん、お勧めってある?」
ごまかしがてら悠太くんにお勧めのお酒を聞いてみたりすると、イキナリ視界に腕が伸びて来た。
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