愛し*愛しの旦那サマ。

仕方ない。

ちゃんと自分でスプーン持って食べるとするか……

ん?

そういえば、臣くんの夕食は……?


「ね、ねぇ゛、臣ぐん、夕飯まだだよね?」

「ああ」

「わ、私、何かづぐろうか?」

「……俺がお粥作った意味ないだろーが」


ご、ごもっともデス。

でも、長時間の睡眠を得た今だったら、臣くんの為になら熱にうなされながらでも多少意識が朦朧としてでも何か作れそうな気がするけど……


「まだ腹減ってないし、あとで適当に食う」

「でも゛……」

「いいって。それより早く食べろ」


臣くんにそう言われて、お粥を食べ始めることにした。


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